Новости за 15.01.2024

15日の東京外国為替市場、円相場は小幅な値動きでした。

1957年、東京にあるアメリカ軍の基地に学生らが立ち入りその後有罪となったいわゆる「砂川事件」をめぐる裁判で、東京地方裁判所は、国への賠償などを求める当時の学生らの訴えを退けました。学生らは、当時の最高裁判所の長官がアメリカ側と非公式に会談していたことを示す公文書をもとに「不公平な裁判だった」と訴えていましたが、東京地裁は「最高裁の裁判官が裁判の関係者と面会したとしても、それだけでは『公平な裁判所』ではないとは言えない」としました。

能登半島地震の被災地で支援活動を続けているNPOなどの団体が東京都内で会見を開き、今後の生活再建に向けた見通しを、行政側が早い段階から示していく必要があるなどと訴えました。

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受け、安倍派に所属する衆議院長崎3区選出の谷川弥一議員が長崎県連の会長を辞任しました。

能登半島地震で被災し、石川県から拠点を移す日本航空高校石川の野球部員の受け入れが15日、山梨県にある系列校のキャンパスで始まりました。

JR京葉線で、朝と夕方以降の時間帯で快速と通勤快速の運行を取りやめるとしたダイヤ改正について、JR東日本は、千葉市など沿線の自治体からの要望に応じて一部を見直し、早朝の上りの快速2本に限って運行を継続する考えを示しました。

日本生産性本部の茂木友三郎会長は記者会見で、生産性の向上と持続的な賃上げの好循環に向けて、企業は積極的に新規事業の開発などに投資すべきだという考えを示しました。

自然災害など危機的な出来事に直面した子どもたちのこころを傷つけないためには、周りの大人が、どう接すればいいか。災害時の子どもの心のケアに詳しく、1月に、能登半島地震の被災地でも支援活動にあたった国際NGOの「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の赤坂美幸さんに聞きました。

去年1年間に全国で倒産した企業などの数は、前の年と比べ33％増えて、4年ぶりに8000件を超えました。これまでコロナ対応の支援策で抑えられてきた倒産件数は、コロナ前の水準に戻っています。

下帯姿の若者が真冬の津軽海峡で神社のご神体を清める伝統の「寒中みそぎ」が、北海道南部の木古内町で行われました。

能登半島地震による新潟県佐渡市の「佐渡金銀山遺跡」などの被害状況について15日、専門家会議が報告し、直ちに対応が必要な箇所は確認されなかったとしたうえで、具体的な補修について検討することを申し合わせました。

埼玉県内の乳児施設の元職員が、入所している女の子にわいせつな行為をしたとして逮捕された事件で、別の女の子に対する性的暴行などの疑いで再逮捕されました。

「心霊スポット」として知られる京都府笠置町の廃業したホテルで、建物に入ってきた男女に「不法侵入だ」などと言い、現金を脅し取ったとして逮捕された大阪のユーチューバーなど3人について、京都地方検察庁は不起訴にしました。

チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は台湾総統選挙で当選した民進党の頼清徳氏に書簡を送り、祝辞を述べたと自身のホームぺージで明らかにしました。

東京都教育委員会は、商業施設で女性のスカートの中を盗撮した小学校教諭と、特別支援学校の校内で生徒とキスをするなどした教諭をいずれも懲戒免職処分としました。

今回の地震や津波で能登地方の漁業は大きな被害を受けました。多くの漁船が沈没したり転覆したりした石川県珠洲市では15日、地元の漁協の関係者が集まり、漁の再開に向けて協議しました。

リニア中央新幹線の開業を見据えたまちづくりについて考える検討委員会が、15日、新駅の建設が予定されている甲府市で開かれました。

石川県輪島市や珠洲市などの酒造会社は、今回の地震の被害で日本酒の製造ができず、取り扱っている酒の販売店では復興を願う声が聞かれました。

中国に進出する日系企業の5割近くが、投資を縮小する方針であることが日系企業でつくる団体の調査でわかりました。中国経済の先行きに不透明感が広がる中、企業の間で慎重な姿勢が続いています。

名古屋市は、藤井聡太八冠を師匠として育てた功績をたたえようと、新しく創設した特別表彰「金シャチ賞」を杉本昌隆八段に贈りました。

柔道の創始者でIOC＝国際オリンピック委員会の委員も務めた嘉納治五郎が、幻となった1940年の東京オリンピックの招致の経緯を詳細に記した書簡が新たに発見されました。

石川県は15日から穴水町と能登町でも仮設住宅の建設に向けた作業を始めました。

障害のある地方議員らでつくる全国組織の会合が15日、群馬県伊勢崎市で開かれ、能登半島地震での避難生活の長期化を想定し、障害者への支援を手厚く行っていく方針を確認しました。

能登半島地震による津波で、新潟県上越市ではこれまでに15棟の住宅で浸水被害が確認されました。このうち、床上浸水の被害を受けた70代の女性は「まだ自宅の修復は手付かずで、気持ちが落ち着きません」と話しています。

今回の能登半島地震では、石川県輪島市の伝統産業で、国の重要無形文化財にも指定されている「輪島塗」の工房や店舗も大きな被害を受けていて生産の再開が見通せない状況になっています。