中国の高学歴たちの「苦しすぎる仕事事情」…「高学歴プア」「35歳の罠」に怯える人たちの実像
中国では今夏、国内の大学新卒者の数が初めて1000万人を突破した。これに海外留学からの帰国予定者を加えるとなんと1100万人を超えるという。だが、相変わらず新型コロナ対策の閉鎖・封鎖措置があちこちで繰り返される中、今年の中国経済はかつてない大打撃を受けており、新卒の就職どころか職を失った人が増大を続けている。このため、就職に見切りをつけた新卒者たちのなかには「自分のスキルを高めて、数年後にもっと高いレベルの職種を狙おう」と、そのまま大学院に進む傾向が強く現れたという。