役に自分の身体を「貸している」…藤竜也が追い求める「人物に1センチでも近づく感覚」【単独インタビュー】
82歳の誕生日を迎える俳優・藤竜也は衰え知らずだ。紫煙燻らす昭和の銀幕スターは平成、令和の時代に突入してなお存在感を増し、コロナ禍で映画撮影がままならなかった2年間も、NHKの朝ドラ『おはようモネ』と、昼の帯ドラ『やすらぎの郷』『やすらぎの刻』(テレ朝)に出演。そして今年は2本の映画で主役を務めている。8月18日公開の最新主演作『高野豆腐店の春』について、齢80を過ぎてさらに輝く俳優という仕事の妙味、人間としての在り方とはーー。「現代ビジネス」単独インタビューをお届けしよう。