陸前高田市 1800人以上が犠牲に 当時の市長が重ねてきた決断
「二度と津波で人が亡くならないまちをつくる」去年まで岩手県陸前高田市で市長を務めてきた戸羽太さんは、この強い思いを胸に東日本大震災からの復興に取り組んできました。最大17メートルの津波が押し寄せ1800人以上が犠牲となった陸前高田市。壊滅したまちを復興させるという前例のない難しい“決断”を重ねてきた戸羽さんは、市長を退いたいま、みずからの経験を今後の防災や能登半島地震の被災地の復興に役立ててほしいという思いを強くしています。(盛岡放送局 記者 天間暁子)