【株式ニューカマー】幸和製作所 男性向けに「カッコいい」シルバーカー展開
福祉用具メーカーの幸和製作所は11月28日、東証ジャスダック市場に新規上場した。国内初となる高齢者用の歩行補助車であるシルバーカーを開発し、市場シェアは約5割を占める。介護保険適用対象の歩行車では3割弱、つえでも2割弱でいずれもトップシェアを誇る。新たな市場を開拓するため、ロボット技術の研究や男性向け新ブランドの展開にも取り組む。玉田秀明社長は「介護ロボットの開発による付加価値向上と、ブランド強化によって事業を拡大していく」と話す。